宮原るり みそララ 1(まんがタイムC)

みそララ 1 (まんがタイムコミックス)

みそララ 1 (まんがタイムコミックス)

評価★★★★★★★★☆☆/8点


OLだった主人公・美苑は会社の倒産がきっかけで、小さなデザイン会社に転職。
某音楽家の顔した社長をはじめ、個性溢れる先輩社員たちの下、
新米ライターとなった彼女の仕事ぶりとその成長を描く。(一部Wikiより引用)


仕事と成長をテーマにした作品は結構あると思うけれど、
読み終わった後、「よし、自分も頑張ろう」と思える作品にはなかなか
出会えないと思います。
みそララは読み終わった後、少なくとも自分は「頑張ろう」って思えました。
仕事から感じられる嬉しさ、苦しさ、喜び、悲しみ等々が
ストーリーやキャラクターのセリフに上手く表現されていますし、何より
嬉しさや喜びはともかく、「苦しさや悲しみを経験するのもあり」と
思わせてくれるところが凄いと思います。
ちょっとしたミスで凹んだときに読むと良い作品ではないでしょうか。

ちなみに自分がこの作品で1番好きなセリフは
新入社員の粟屋が先輩から言われているという言葉。


「先輩によく言われるんです。最初から役に立てるなんてうぬぼれんなって。」

「役立たずを自覚してから、できることを探せってね!」
みそララ1巻P23より)


同じく新入り役立たずの自分にはぐっときました。